第３回目は
「バルコニーでの喫煙で臭いや健康被害で困っているので規約で禁止にしたいが問題ない
でしょうか？」とのご相談についてお話いたします。

（イメージ図）

本件については、喫煙されている方からなどの反対意見も多く出されることが想定されますが、
タバコの煙が喫煙者だけでなく周辺で煙を吸い込む人の健康に悪影響をあたえるおそれがある
ことや、近年多くの公共の場で喫煙場所が限定されてきていることは公知の事実です。
個人の趣味嗜好を規約で制限することはできませんが、喫煙場所を制限するということなので
規約・細則を変更してバルコニーでの喫煙禁止を定めることができると考えて良いと思われま
すが、先程申したように喫煙者からの強い反対も想定されますので、管理組合としては事前に
アンケート等で住民の皆さんの意向を十分に確認した上で慎重に進めた方が良いでしょう。